2020年11月、新型コロナがじわじわとまた広がって来ている為、散歩はちょっと自粛しまして、過去の散歩?と言いますか私の趣味について書かせていただきます。私は一緒に住んでいた祖母の影響で、小さい頃から大相撲が好きで、テレビ観戦していました。大人になり、ここ最近になって生で見たくなり2018年から、東京・両国で開催される場所は毎回抽選申し込みをしていましたが、なかなか当たりませんでした。そしてようやく2019年9月場所千秋楽で当たったんです!残念ながら2階椅子席で後ろから3列目というところでしたが、いいんです。やっと当たったんですから。。。ということで、2019年9月場所の「土俵祭り」と「千秋楽」についてのお話です。関取衆の写真もたくさん撮らせて頂きましたが、肖像権の問題もあるので、正面からのドアップ写真はブログに載せないようにさせて頂きました。
両国駅
両国駅は、さすが相撲の街の最寄り駅です。降りた瞬間から相撲の匂いがします。同じ電車からは浴衣姿の力士も降りてきます。改札のところには、元関取の手形が飾られていました。



土俵祭り
2019年9月場所の土俵祭りに行って参りましたが、私は今回で2回目になります。土俵祭りは、地鎮祭みたいなもので場所初日の前日に行われる立派な神事です。協会理事や親方・関取(三役力士)が参列し、行事が神主となり執り行われます。観客は無料で観覧することができます。親方や横綱・大関は乗用車使用ですが、関脇以下はタクシー等を使用するので建物から徒歩で出てきます。なので、あわよくば人気力士を至近距離で見ることができます。
式典
本場所では、なかなか取れない升席に余裕で座れます。はやいもの順なので、はやく並べばもっと近い席で見ることができます。しかも無料です。式典は緊張感ある中で厳かに粛々と進んでいきます。2階席には、新弟子と思われる方々が座って式典の様子を見ています。彼らも三役になれば、土俵際に座って式典に参加する側になります。がんばってほしいです。




神主が土俵を下りた後、触れ太鼓が何回か土俵の周りを廻り街へ出ていき、場所が始まることを知らせるそうです。触れ太鼓が退場したところで式典は終わりとなります。終わるとすぐに、はやく出ていくように場内アナウンスがあり、皆さんせわしなく退場していきます。

優勝額贈呈式
前回、土俵祭りの時に知りましたが、式典終了後、すぐに外で優勝額贈呈式があります。また、参列した関取衆(横綱・大関以外)も外に出てきます。その為、式典終了後に観客の皆さんがせわしなく外へ出て行きます。私も負けじと外へ出て正面玄関を目指します。。。あれ?もう始まっている様子です。2重3重4重5重と囲まれている為、全く優勝力士が見えません。大きな優勝額で、朝乃山と鶴竜がいることは分かりました。めーいっぱい、手を上に伸ばして写真を撮りました。

優勝額贈呈式後
貴景勝関
贈呈式が終わった後は、あまり期待をしていませんでしたが出待ちしてみました。すると、でっかいのが記者たちを引き連れて出てきましたよ。こちらに向かってきたのは貴景勝関です。前回は玉鷲関を見ましたがとてもでかかった。至近距離から見て圧倒されました。近づいてくる貴景勝関もすごかった~。握手を求められる雰囲気ではなかったので、おとなしくお辞儀をしてしまいました。
他の関取は、先に出ているらしく貴景勝の後に出てくる関取はいませんでした。未来の関取たちがチラホラ出てきました。彼らを見ると微笑ましい。頑張って関取になってね。でも、関取になるってほんと凄いことなんだよね。自分じゃ、序二段にも上がれいだろうね。そもそも新弟子検査も通らないかも。
朝乃山関
貴景勝関を見れたので満足して正面玄関の方へ行き、色々写真を撮ってました。




そしたら人だかりが。。。何と、人気急上昇の朝乃山関がいるではありませんか!笑顔でファンサービスしています。老若男女分け隔てなく接している姿に好感が持てます。素晴らしいじゃないですか。若い女性にだけ優しい、うちの同僚とは全然違いますね。そういう人間は若い女性からも嫌われますからね。両国駅でタクシーに乗るまで人だかりとファンサービスは続きました。


両国橋茶房
9月とはいえ、まだまだ残暑の厳しい日であった為、駅隣のお土産モール?に入っていた両国橋茶房にて熱くなった頭と身体のクーリングをして、その後は時間もあるので上野の美術館へ向かいました。






大相撲9月場所・千秋楽
両国江戸NOREN
両国江戸NORENは両国駅の隣にある建物で、飲食店・お土産屋が入っている建物で、建物中心には土俵もあります。場所中は、相撲甚句が披露されているようです。気持ちが盛り上がってきます。はやく両国国技館に入りたくなってしまい、途中までしか聞けませんでした。ごめんなさい。でも11時前に入場できました。


両国国技館
遂に、本場所を観戦しに両国国技館に入れる日が来ました。感無量ですね。座席が2階席の後方も後方ですが、いいんです。楽しみにしてました。両国国技館の中は、相撲というエンターテイメントを楽しめる場所です。親方衆は、係員みたいに至る所でフラフラしています(いや、まじめに仕事をしてますよ)。チケットを千切る係「もぎり」も親方衆が行います。実に楽しい。



席に到着しました。土俵がとお~い。ちいさ~い。でもいいんです。お客さんは、まだまだ入っていませんが、土俵では三段目の取り組みが行われています。

ちゃんこ
場所中は、日替わりで各部屋のちゃんこが食べられます。今日は時津風部屋のバラエティちゃんこでした。一杯300円。いや~。おいしい。とっても美味しい。もう一杯食べたい!ですが、どんどん行列は長くなっているので、その長蛇の列に並ぶ気力はありませんし、それだったら売店で色々なものを食べたいです。ビールも飲みたいですしね。



入り待ち
土俵では、三段目の取り組みが続いています。

そこで外に出て、関取衆の入り待ちをしてみました。人垣ができ始めていましたが、何とか場所を確保。女性が好きな力士を追いかけて場所を離れる為、前列を確保できました。良い場所を求めて動きまわってはいけないことを察知し、死守いたしました(*^^*)
2020年11月場所で引退となりました琴奨菊。怪我と闘いながら本当にがんばりましたよね。きっといい親方になって、良い力士を育ててくれると思います。それにしてもきれいな着物です。
錦木です。目が悪いんですね。眼鏡姿です。正面のひまわりが鮮やかです。勝手な想像ですが、彼はいい人だと思う。
やっぱり、若い女性に人気の阿炎ですね。黄色い声援が飛びます。そしてついて行って写真を撮るので、また良い場所が空きます。シメシメ。2020年11月現在、強制休場中。また、立ち合い前の綺麗な四股を見せてほしいです。
大栄翔。いい関取になってきましたね。白鵬を倒せるスピードと技があります。今後、楽しみな力士です。
剣翔と朝乃山が仲良く入場です。会話をしていましたが、何を話しているのか?
剣「最近、どうよ。優勝したし、調子乗ってねーか?」
朝「いえいえ。それ程でも」
剣「お前、イケメンだしよ」
朝「いえいえ。それ程でも」
ん~。想像しましたが、オチが見つからず。すいません。
そんな朝乃山は大関に昇進しましたね。
遠藤。彼も女性に人気ですね。黄色い声援が飛び交います。ですが本人に聞こえていないと思いますが、熱狂的なファンが「前から言ってるけどピンクは似合わないよ」と言ってました。
貴景勝です。2020年11月場所の現在、大関で7連勝中です。他の横綱・大関4人は休場です。さて、今場所の優勝の行方は如何に。。。当時は関脇かな?
待ってました。炎鵬、やっと登場です。付け人2人引き連れて入ってきます。真っ白、カッコいい。似合いますな。炎鵬見たところで、ビール・おつまみを買って席に戻ります。
これより三役
千秋楽(最終日)は、最後の三番を「これより三役」と言い、トリを務めます。
今回の優勝は御嶽海でした。
神送り
幕内優勝や三賞の表彰が終わると、最後に神送りの儀式があります。テレビでは放映されていません。
新序出世した力士が土俵に上がり、手打ち・胴上げをします。この場所の時は、一人しかいなかった為、その一人が胴上げされて土俵の神様が送られ、場所の全日程が終了となりました。
おわりに
私は相撲が大好きですが、歴史もあり格式を重んじる神事です。そして五穀豊穣の願いが込められているのが日本の相撲です。相撲にまつわる歴史や神事など、色々調べたいと興味を持ちました。新型コロナが収まり、大相撲観戦に安心して行けるよう願っています。