増上寺周辺散歩

お散歩

 この記事を書き終えた2021年4月××日現在、東京都に緊急事態宣言発出され、神奈川県にも「まん防」が宣言され横浜市・川崎市などが対象となっています。この記事で書いている「増上寺周辺散歩」は2021年4月の初めの平日に行ったものです。いつものように、感染予防対策(マスク・アルコール持参・飛沫回避)を万全にしながら、増上寺・芝大神宮・芝東照宮などのお参りついでに散歩してきました。

今回のルート

 天気は曇ったり晴れたりで背景のきれいな写真は撮れませんでしたが、今回の散歩は、かなりの満足感あり、終わった後の疲労感あり、なかなか楽しい散歩となりました。

散歩ルート浜松町駅 ⇒ 芝大神宮 ⇒ 増上寺 ⇒ 芝東照宮 ⇒ 赤羽橋駅
散歩距離6.50km
散歩時間3h23m
平均速度1.92km/h

出発:浜松町駅

 浜松町駅というと羽田空港への乗り継ぎで利用することが多かったです。JR浜松町駅の改札を出て街に出るのはこれで2回目となります。さっそく最初の目的地へ向かいます。IZA芝大神宮へ!

芝大神宮

 思ったよりもこじんまりとした社殿ですが、都会の中に建っているにも関わらず喧噪を忘れさせてくれる雰囲気のある神社です。また、歴史のある神社です。

芝大神宮の文化財

芝大神宮の文化財

 社伝によれば平安時代の中頃(寛弘二年・1005年)に伊勢の内外両宮の御分霊をまつり鎮座されたといわれる区内有数の古社である。

 毎年九月中旬には「だらだら祭」とよばれる祭礼がおこなわれ、江戸時代より現在まで生姜、千木箱、甘酒などが境内で売られていることでも地元とのつながりが深い。

 所蔵する文化財として、絵画では江戸時代末期の武部巣兆の箱根詣図(絵本着色)などがある。古文書では建武四年(一三三七)正月七日の足利直義御教書(勝利の祈祷を依頼したもの)、天正十六年(一五八八)七月二十四日の吉良氏朱印状がある。

 昭和五十三年一月(平成二十五年十一月建替)

                             港区教育委員会

境内・案内板より

増上寺

 境内に入って知りましたが、大本殿は850周年に向けて外装の改修中でした。なので外観を拝むことはできませんでした。残念ですが、きれいになったお姿を拝みにまた参りたいと思います。

大門(港区指定有形文化財)

増上寺大門

 大門は、増上寺本堂、三解脱門とともに境内の軸線を形成する門で、初代の門は江戸時代に木造で建築されました。現存するこの門は、東京市土木局建築課の設計、安藤組の施工によって昭和十二年(1937)に木造から鉄筋コンクリート造を採用しつつも、先代の意匠を踏襲することが試みられています。大規模な高麗門です。反りを伴った切妻屋根、繰形をもつ持送り、垂木、六葉なども木造さながらの表現となっています。

 昭和十二年の建築総工費は二万円が投じられましたが、そのうちの一万一千円は、大門の向かいにあった不動貯金銀行の頭取、牧野元次郎の寄付によるものです。また、昭和五十年代に実施された大門の塗り替えや瓦の修理は、地元有志の尽力によるもので、大門が地域の人々によって支えられてきたことが分かります。

 戦災を免れ、地域の象徴であること、増上寺総門としての歴史的意味から、貴重な建造物です。

港区教育委員会

大門 案内板より

末寺

 ゆっくりまわることができませんでしたが、大門から三解脱門までの道筋の両側にいくつかのお寺がありました。

三解脱門(重要文化財)

三解脱門~大殿まで

グランド松

境内から眺めたグランド松

三解脱門を入ってすぐ右方向にグランド松という立派な木が出迎えてくれます。

米国第18代大統領グランド将軍は明治12年7月国賓として日本を訪れ、増上寺に参詣し記念としてこの樹を植えました。

グランド松 案内板より

案内板からすると、戦災を免れているということでしょうね。

水盤舎

鐘楼堂

大殿

千躰子育地蔵菩薩

安国殿

熊野神社

徳川将軍家墓所

増上寺会館・経蔵

芝東照宮

芝丸山古墳

宝珠院

ゴール:赤羽橋駅

タイトルとURLをコピーしました